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心機一転、前向きな姿勢で

  平成は30年余りで終わる。今日新たな元号は「令和」に決まった。委縮した印象の強い平成の時代の一新を期待したい。

  平成時代は、バブル崩壊の激震に始まる不況下、守り優先の時代だった。

  守りが過ぎて委縮してしまった。

  経営者は経営不安から社内留保を増やし、人々は将来に備えた貯蓄に走った。

  その結果、我が国はデフレに沈んだ。

  新時代の始まるのをきっかけに、挑戦する前向きの気概を奮い立たせようではないか。

  特に、若者の前向きな姿勢を期待したい。

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米中覇権争奪戦の時代へ~目立つ米国の危機感

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いよいよ米中両大国による覇権争奪戦の時代が始まった感が強い。

 まずは、トランプ大統領の中国による「不公正競争」を理由とした攻勢が開始されたのだ。

 補助金、金融支援に政府調達。実質的に政府による経済政策推進。

 まずは、習近平国家主席肝いりの「中国製造2025」。

 米国の対中警戒はズバリ、覇権争奪戦での追われるものの焦りだ。

 自由な市場、民間の選択が効率の良い経済発展の要なのかどうか?

 中国が挑む、国家・公的な指導による経済運営が効率的なのか?

 背景をなすのは相異なる価値観の戦い(競合)なのだ。

民主政治のもどかしさ・歯がゆさ~独裁の危うさ

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   最終的に選挙で決する民主制。
   常にその選挙民は本当にしっかりとした判断力を持っているのかという疑問が伴う。
   しばしばいかがかというせんたくもあろうが・・・選挙民の学習能力に掛けられる。
   最終的に人間を信じる制度だ。
   人間の平等性に根差す。
   独裁制は独裁権を握る人々の判断が最善だという独善にゆだねている。
   人間に対する不信に裏付けられる。
   独裁権力者の判断にゆだねられる。
   その他の人は従うだけ。
   民主制は効率は悪い。
   しかし、修正は利く。
   独裁制は行くところまで行く。

   北朝鮮と我が国の在り方は独裁制と民主制の生きた例だ。
   
   
プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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