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台湾との関係強化

  台湾旅行をお勧めする。

  台湾は九州とほぼ同じ面積。人口は約2400万人だ。

  人口密度は我が国より高い。
  
  世界で最も親日的な人々だ。

  日本統治時代を肯定的に消化している。

  東日本大震災に際しての義捐金の規模の図抜けた大きさは忘れられない。


  中国は台湾を統一しようと様々な工作を行っているが、台湾の多くの人々は、独裁国との統一は望んでいない。
 
  我が国としては台湾の人々に寄り添うスタンスでいい。

  現状維持が最善だろう。

  大切なことは台湾の人々の我が国への好意に誠意をもって臨むことだ。

  それぞれの立場で台湾との関係強化を図ることに尽きる。

  まずは台湾旅行にでもいかがでしょうか。


 
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台湾への関心・関与を深めたい

   台湾への関心関与を深めたい。

   台湾の人々の我が国への温かい関心の程は並大抵のものではない。

   東日本大震災に際して寄せられた支援の速さ規模を忘れてはならない。

   トップである総統の直接選挙を含め民主制の下に統治されている。

   台湾は、圧倒的な経済政治力を持つ中国の統一に向けた工作の下に荒波にさらされている。

   我が国としては中国台湾の関係に干渉するものではないが、中国のやり方にはたえざる関心を持ち続けるべきだ。

   米中覇権争いが激化する中で中国の力による台湾工作が展開される可能性が排除されないからだ。

要注目、中国の台湾取り込み工作

   台湾地方選で野党国民党が勝利したことは中国は台湾工作での好機ととらえられ台湾取り込み工作が加速することになろう。

   特に民進党の牙城南部高雄市長選での勝利は画期的だ。

   地方自治体レベルの交流を拡大し台湾の中国好感度を得るべく各種優遇策が展開されよう。

   台湾は微妙な心情にある。

   大陸の圧倒的存在感は安保・経済両面で明らか。

   大陸の逆鱗に触れないようにしなくてはならず、さりとて飲み込まれるのは避けたいというのが本音。

   結局、現状維持ということに落ち着く。

   微妙なことに、中国の台湾取り込み工作が露骨になれば逆効果となることも必至。

   現状維持という大枠の中での押し合いへし合いが当分続くとみる。
プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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