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揺れ動く 英国民の心~確信のなさ

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総選挙での保守党過半数割れはイギリス国民の将来への不安感、確信の持てないj状況の表れだ。
さらに国論の割れた不安定な政治が続くことになろう。
さりとてEU離脱を見直すこともできないだろう。
社会各分野での混迷が続くとみる。
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世論調査の意味~予想外れた英総選挙

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  保守党が単独過半数を取った結果に多くの人が驚いている。
   事前の世論調査では労働党、保守党が33%程の支持で並び接戦が予想されていた。
   直前の世論調査がそのよな状態であったことを否定はできない。
   問題は、事前の世論調査と当日の投票行動との関係を洞察し、選挙結果を読まなければならないということだ。
   事前の世論調査と選挙結果は別物だということを改めて留意したい。
   世論調査で結果をあたかも科学的な読みのように受け取ることは慎みたい。
   世論調査も踏まえ、選挙民がどのように投票するかを読むのがプロだ。

今回の英総選挙では「イギリス存亡の危機」といった保守党の訴えが、相対的な穏健な現状を選ばせる保守バネを働かせることに成功した。
特に、スコットランド民族党に近いとみられた労働党への危機感が選挙直前に決めかねていたいわば浮動票を保守バネに作動させたのだろう。
プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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