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「内なるテロ」現実に~警戒増す欧米

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    カナダの首都オタワの連邦議会議事堂に銃を持って侵入、乱射した10月22日の事件は、「内なるテロ」が現実になったということだ。犯人の男(32歳)はカナダ国籍で、犯罪経歴を有していた。最近、イスラム教に改宗していたという。発言などから中東の過激派に合流する為出国する恐れがあったため、旅券を没収されていた。いわゆる「一匹狼」、単独犯行で、最も対応の難しいケースだったようだ。
    9月、オーストラリア当局は一般市民を標的にした「公開処刑」の計画を察知し、シドニーやブリスベーンでテロ容疑者の一斉摘発をしている。
    イギリスでもテロ計画関与の疑いで多くの逮捕者が出ている。
    イスラム国への空爆参加国を中心にテロへの警戒が高まっている。
    欧米各国にとって、「内なるテロ」の危険性が高まっている。我が国も例外というわけにはいかない。
翌23日,NYで32歳の男性が警察官4人にオノで襲い掛かった(その後射殺された)。この男性もイスラム教に改宗し、イスラム国への関心を示していたという。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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