FC2ブログ

国民に求められたクーデター?~エジプト混乱に欧米が迫られる現実的妥協~

クリックしていただけましたら嬉しいです。
↓↓↓

人気ブログランキングへ

  イスラム諸国での保守派と世俗派の拡大がもたらしている混乱が、典型的な形で今現在、エジプトで続いている。多くの犠牲者が今も増え続けて・・・。
  イスラム教徒が多数派の国で宗教的保守派が改革派として熱狂的な支持を集め民主的な選挙で政権を取ることになる。イスラム同胞団に支持され大統領に選ばれた、そのモルシ大統領が世俗派の市民のデモなどで追い詰められ国内の混乱のどうしようもない深まりの中で、軍部クーデターで排除された。以来、大統領を支持するイスラム保守派(イスラム同胞団)と軍部の間のミラ見合いが1か月に及んでいる。その間に200人ほどの市民が犠牲になった。
  選挙で選ばれた政権に絶対的な正当性があるのか、混乱を抑えられず市民の支持を受けた軍部のクーデターという現実を肯定的に受け止めるのか。欧米各国は悩みを抱えている。イスラム教徒の多い国々の多くで政権を握っているのは王族であり軍部という現実がある。それらの政権を打倒して新たな政権を立てるということが、かえってもたらすことがある新たな混乱という現実が突きつけられている。
  これ以上の混乱を収め、早急に選挙を実施して、決着をつけてほしい・・・というのが共通の願いだ。イスラム同胞団を含めて選挙で決着をつけるというのが望ましい。
  しかし、現実はイスラム同胞団と軍部は妥協の難しいギリギリの我慢比べを展開中だ。
  
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

カテゴリ
最新記事
クリックしてください↓↓↓
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスカウンター
RSSリンクの表示
あし@
講演依頼お問い合わせはこちら↓

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新コメント
最新トラックバック