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サイバー戦争~北朝鮮の軽挙に何を学ぶべきか

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  北朝鮮のソニーピクチャーズに対するサイバー攻撃は北朝鮮という国の在り方を考える上で参考になる。さらにはサイバー部隊による攻撃というサイバー空間の脆弱性、問題点を考える上での様々な問題点を突きつけている。
   北朝鮮は、金正恩第一書記を至上の存在としてその存在、意向を最優先して、常識も通用しない行動に出る国だということを再確認させた。
   こうした思考と行動原理を持っているということは極めて危険だ。
   「気違いに刃物」という言葉を連想させる。
   楽観してはならない。
   5900人規模(韓国情報)というサイバー部隊を有しているという。その実力が問われることになる。
   今回の相手がソニーピクチャーズエンターテンインメントでよかったという印象。
   何ができて、どう対処すべきか。良い資料が得られるだろう。
   情報機関の工作は明らかにしないという常識。
   米国がどのような対抗措置を取ったのか。米国自身が明らかにすることはない。
   それが情報機関の工作というもの。
   北朝鮮のやり方は、その意味でも下手だ。北朝鮮がやっていることが容易に分かるやり方だから。
   北朝鮮は、初期的な攻撃でインターネット網が大混乱。
   さて、北朝鮮はどのような次の手を打つのか?
   サイバー戦争の実験という視点で観察したい。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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