FC2ブログ

日米中の将来展望~私の基本イメージ

クリックしていただけましたら嬉しいです。

↓↓↓

人気ブログランキングへ



  3か国の10年後(2025年)20年後(2035年)の展望を披歴したい。
  このブレが我が国の将来を必要以上に悲観的にし、あるいは楽観的にしているようにみられる。
  中国は既に高度成長期は終了している。1990年ころからの10%を超える高度経済成長は2010年ころに終わった。
  この高度成長によって中国は我が国を越えて世界第2位の経済規模になった。
  現在は7%程の成長が続いているが、近く5%を割り、次第に減速、やがて横ばい状態になるだろう。
  2035年頃の中国は横ばいであるだけでなく高度成長期のマイナス後遺症に悩む老大国の様相を見せている可能性が高い。
  大雑把なイメージだが2025年には中国はアメリカに迫る経済規模になるが(発表される統計数値上は超すこともあり得る)、そこが天井でそれ以降、むしろ様々な困難が目立つようになり、2035年ころには停滞期に入っている可能性が高い。
  2025年の中国のGBPは我が国の4~5倍。米国も似たような規模であろう。我が国は東西に世界一の米中両経済大国と隣接するという恵まれた地政学的な位置に存在することになる。
  これからの中国は一党独裁を根本的な禍根とする拡大する格差、腐敗、高度成長の影である公害に悩み続けることになる。少子高齢化による経済停滞も顕著になる。
   中国がアメリカはもとより、ヨーロッパや我が国のような先進的な経済力を持った国になることは見果てぬ夢で終わる可能性が高い。
   中国が恐れる「未富先老」の可能性が高い。
   アメリカの経済力が中国に抜かれることはない。まして個人一人当たりの経済力では中国はせいぜい1万ドルレベルにとどまろう。
   現在の日欧米の4万ドル以上という豊さは達成不能だ。
   中国の経済的なイメージは、ブラジル、ロシアのレベルというものだ。
   それでも我が国にとって中国が4~5倍の経済規模を持った大きな存在であることは忘れてはならない。
   2035年ころ、中国とアメリカという経済規模の大きな両国を相手に我が国は大きなビジネスチャンスを手にすることだろう。
   我が国に大切なことは、しなやかに対処していくことだ。両大国を中心に、インド、ASEANは勿論、アフリカなど新興国との間で貿易を通じた友好関係を構築していくことだ。
   我が国の将来は誠に有望な展開となることを確信している。
   そのための願いは、若い皆さんに自信を持って雄飛してもらうことだ。
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

カテゴリ
最新記事
クリックしてください↓↓↓
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスカウンター
RSSリンクの表示
あし@
講演依頼お問い合わせはこちら↓

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新コメント
最新トラックバック