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旅行という隔離状態に置かれる天安門関係者~当局の神経質な批判封じ

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  中国当局の体制批判封じへの神経質な対応が目立つ。
   それだけ天安門事件が当局にとっては厄介な問題と認識されているということだ。
   例えば、趙紫陽・元総書記の秘書だった鮑タン氏(82)。
   国家機密漏えいの罪などで懲役7年の判決を受け、出獄後も自宅軟禁状態に置かれている。
   鮑氏は毎年、天安門事件(6・4)の季節になると、行き先の知れない旅行に連れて行かれる。
   今年も82歳の高齢で家族が心配する中、行方不明の旅行を強制されている。
   外国人記者などの取材をさせないためだ。
   鮑氏だけでなく多くの天暗門関係活動家が同様の強制隔離状態に置かれる。
   当局にとって時間の経過で関心の薄れることだけが頼りの綱ということだ。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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