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リオ・オリンピックの最大の課題は治安対策だ~自衛の心得を

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  来年(2016年8月)のリオデジャネイロ・オリンピックは治安対策に懸念がある。
  軍や警察など約8万5千人を投入して治安維持に当たると同市治安当局が表明した(7・30)。
  ロンドンで4万人の警戒体制だったのに比べると2倍規模の計画になっている。
  リオにはオリンピック・テロ以外でも日常の治安の悪さがある。
  年間5万件以上の殺人事件が発生している。強盗やひったくりは日常茶飯事といった状態だ。
最近も自転車を奪いたくて人を殺す事件が発生し、衝撃を与えた。スマホを奪うために拳銃をちらつかせるなども日常茶飯。
  とにかく日本では考えられないような犯罪が多発している。
  国外からの観光客は犯罪者の最大のカモだ。
  来年のオリンピックにリオを訪れる人はくれぐれも自衛・警戒を怠らないことだ。
  特に、日本人は国内の治安の良さになれているというハンデキャップを持っていることを忘れないことだ。
  外国は日本ではない・・・と、常に自らに言い聞かせることだ。
  国外では、自らを犯罪から守ることは当然の心得だ。
  外国では警察官も日本とは違うということも留意したい。
  日本に比べ質がかなり落ちていることを覚悟しておくべきだ。
    
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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