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中国にすり寄る韓国~北への抑えも期待

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北朝鮮の揺さぶり挑発にさらされる韓国は、中国の北朝鮮への影響力に期待し、中国へのすり寄りを強めている。
 経済的な依存に加え、韓国の中国依存は、一層進む流れだ。
 確かに中国の北朝鮮への影響力は大きい。
 北朝鮮の孤立を深めるという次元では有効だ。
 しかし、問題は中国の究極の意思。
 北朝鮮の崩壊は望んでいないだろう。
 当面、北朝鮮を孤立させ、中国への依存無くして存続できないと思い知らせたい・・・との思いは間違いないだろう。
 北朝鮮は体制維持のために、したたかに韓国、中国、ロシアという周辺国対応を練っている。
 日本、アメリカなども体制維持のために使いたいという意図を持っている。
 北朝鮮は中国の存在があまりに大きいだけに対中警戒も大きい。
 北朝鮮と中国、韓国の関係は、表面の動きと共に、表に出ない部分が重要だ。
 北の軍事挑発もこうした思惑の中での一コマ。
 韓国も北朝鮮も経済的影響をもっとも気にしている。極めて短期で終わることは間違いない。
 軍事挑発の一手をどのように納めるかの勝負をしている。
 したたかな双方の打つ手をしばし注視すべきだ。 
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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