中国体制の長所と短所~長期リスクへの備え
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中国に関する見方は楽観・悲観の両極端に別れている。
一番の問題点は、独裁体制ということだ。
変化・構造改革には適さない。
独裁当局の判断では、既得権益層の利益を重視しがちになるだからだ。
多様な価値観を許容させない傾向がある。
したがって創造性が育ちにくい。
批判は、厳しく罰せられる。
特に、当局に危機感がある困難時には異常な規制に走る。
今、中国で経済に関する研究や報道記事は危ない。
「急落」「落ち込む」などの感情的な?表現は厳禁。
議論をも恐れ、どこかに分かりやすいスケープゴートを探すことに汲々としている。
当局の差だ位関心は自己の責任回避。
既得権益層の権益とぶつかる構造改革がしにくいことが最大の問題点。
創造力も育ちにくいだろう。
他方、経済的な諸対策は決定力の速さという利点がある。
効果効率の良い対応が期待できる。
当分、5~7%の中成長は維持できるだろう。
中国経済を視野に入れた経営が肝要だ。