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町内会向け講演レジメ(2011年使用)要としての自主防の活動~家族一人ひとりの生きた防災の知恵~

1 攻めの防災
 3日間は命を救う活動に全力投球
  助かった市民は市役所や区役所とともに助けを求めている市民の救助に立ち上がって
  その間は・・・原則「自助」
  3日間は自力で生き延びる覚悟を、その備えを・・・ビニール(雨・防寒)
2 タフさ 
「地震災害で餓死した人はいない」
  完璧な備えがないからといってパニックにならないで・・・エコノミークラス症候群
  人間、根は強いものダ・・・子供を鍛えよ・・・たくましさ「野生の力」
            家族で野外経験・ハイキングも
  パニックが怖い・・・地下街・映画館・人ごみ
            将棋倒しが一番危険(冷静な判断)
3 わが家の安全拠点化
避難所に急いで行かなくともいいようにするのが望ましい
  避難所は最後の拠り所だが、決して客ではない(皆で助け合う精神欠かせない)。
ケース・バイ・ケース・・・冷静で正しい判断力
 *空き地(庭)に張るテントなどの備えも
  耐震診断・・・区役所に相談を・・・神戸市でも一戸建て住宅の耐震診断済み2.3%に過ぎない(07年1月:薄れる危機感)
  ちょっとした修理で強度は飛躍的に向上  
4 正しい情報
  流言飛語・風説の類に注意・・・大きな余震でつぶれる、避難所を出ると仮設住宅に入れない、自衛隊員が火事場泥棒・強姦、給水作業員がエイズ・市民が感染、
  ラジオ・市役所など公的機関の情報・・・電話で確かめることも
5 ペットボトルの水、カンズメ・・・生活の中の備蓄が一番・防災時への配意
  あめ、ドロップ、チョコレート、スナック菓子・・・結構保存できるものも
  消毒薬、バンドエイド、包帯など日常の備え、運動靴(底厚)
6 ガラス、食器などは割れて床に散乱・・・怪我の最大原因
  棚の上には置かない、下がいい、散乱しないところ
  ピアノ、テレビ、重い置物、本棚・・・飛んでくる凶器
  *室内・各部屋の防災拠点化・・・居間寝室・子供部屋
7 倒れた家具(たんす)の下敷き、つっかえ棒:意外なことが起きるもの
* 寝る家族の上に倒れてのしかかる物は?・・・の要点検
* 時間との勝負・・神戸(下敷き家屋から午前中は声があったが・・・)・・・たんすは裏を蹴破る
* スリッパ・ズック(厚底・靴)の位置
* 慌てて転んだケガが多い
8 生活空間でのとっさの防災
居間のソファーのクッションは頭巾に。頭上カバン、多少の空間設けて。 軍手。
*大きな地震ではコンロの火より「身を守る」を優先(揺れ収まってから元栓)
9 身を小さくして落下物の直撃から頭を護れ
  屋外に逃げる。間に合わないときは転倒物の下敷きにならない広いところ(柱の周辺が強度高い)、なければとっさの落下物への備えの順序
10 外出先では頭はカバンなどを5~10センチ程浮かせて覆う、身を隠す場のない建物の中では柱(強度高い)につかまる。落下物・転倒の下敷きをさける広めの場所にしゃがみこむ。外に出ようとする場合、非常口は殺到しない方を選ぶ冷静さ。
11 食器棚のカタカタ音は「ここを直しての悲鳴・警告」
最も危ない観音開きのサイドボード。 水槽/シャンデリア/重い本箱。
12 運転中なら急ブレーキは避ける(追突される危険)。減速して路側、側道、できるだけ障害にならない場所に駐車。キーをつけたままに(車検などは持ち出す)。
13 職場:スニーカー、ドロップ、チョコレート、軍手
14 現金、預金通帳(印鑑)、身分証明(免許/保険証)などのコピー
  *4人家族で1月10万円は必要・・・教育・通学費など
  *避難生活にも結構金が要る。
15 テコ、スコップ、ピッケル、のこぎり
16 井戸・・・庭に検討してみては
17 ご近所の助け合い・・・無理のない地域(コミュニティ)活動
  日常的防犯とのあわせ技  挨拶・清掃・・・泥棒も減らせる。地震での備えにも。
18 ブロック塀、自販機(転倒)、ビルからの落下ガラス、看板、エレベーター閉じ込め
   がけ、高速道路、液状化、1階は2階より危険(耐震ベッドなどもある)
19 防災訓練・防災センターなどで激震体験(実際はテーブルは固定されていない)
20 意外に役立つテント、ミニバイク、自転車
21 非常持ち出し品(持ち出しやすい所に。忘れがちな下着の替え)
22 夕食で水・ガス・電気なしの試みも(不足品が分かる)・・・意外に便利な卓上ガスコンロ&ボンベ
23 帰宅困難者:震度5強東京都内8駅で60万人(内東京駅約14万人)など緊急時関連の知識
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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