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香港での政治本に神経質になる中国政府~長期拘束して圧力~目的は習主席本出版阻止か

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   香港の中国関係政治本出版関係者が失踪している件に関して、中国政府は黙殺を決め込んでいる。
   香港の中国に批判的な書籍出版を売りにしている「銅鑼湾書店」の株主で作家の李波氏ら5人が昨年10月~12月にかけて相次いで失踪、連絡が取れなくなっている。
   中国政府が拘束している可能性が高いが、中国政府は黙殺、香港住民らの不満が高まっている。
   1月になって失踪者の家族などに電話やファックスで「調査に協力しているだけなので騒がないように」などと連絡させているようだ。
   中国当局の日常的な手法だが、騒ぎを大きくしたくないということだろうか。
   国際的な関心を高めてしまって、中央の扱いになったということではないか。
   数か月の拘束ののち裁判にかけ有罪判決もしくは、後の自粛などの確約で調査で終了…という線だろう。
   独裁当局のやりたい放題。
   人権意識は初めから存在していない。
さらに本音の部分は、中国幹部の自分に関するスキャンダル出版を阻止したいということ。
   今回の失踪の背景には、おそらく、習近平主席のスキャンダル出版を阻止したい意図があるとみるのが常識だろう。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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