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中国、繰り返される神経質な反論~ソロス氏ダボス発言に

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  ダボス会議で著名投資家ジョージ・ソロス氏が「中国のハードランディングは不可避」との発言に中国は神経質な反論を続けている。
  「中国経済は絶対にハードランディングしない」(人日1・28、1・2面)と反論したのをはじめ、新華社通信などの国営報道機関は中国経済への不安払拭に躍起になっている。
  92年英中央銀行イングランド銀行を相手に、97年にはタイバーツなど東南アジア通貨に対して空売りを浴びせた実績を有するソロス氏の発言への中国の警戒反論。中国の強気の発言は中国の人民元防衛の手段の手詰まり感を強めている故だ。
  人民元安定ンための手段は為替操作に頼らざるを得ないのが現状だが、15年に約5000億ドル(約90兆円)減らし、23年ぶりの記録的な減少となった。
   元買い介入は元空売りに向かわせる逆効果を伴いがちだ。
   企業業績の落ち込みが激しい中国の経済運営は難しさを増している。
  ソロス氏への激し反論は中国の不安感・警戒感の表れだ。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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