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トルコかクルドかのどちらを取るのか~米に選択迫るトルコ

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   トルコは米国にトルコかクルド下の選択を迫っている。
   対IS相当を最優先とする米国は本音は頼りに鳴る地上軍はクルドしかない。しかもトルコの協力なしには空爆もままならない。
   クルドと取るこのどっちを取るのかと迫られても返事の仕様がない。
   せいぜい、トルコとクルドのシリア内での勢力分割で妥協を図るしかないのだが・・・。
   しかし、トルコの対クルドでの妥協は難しい。
   対IS有志連合参画と対クルド掃討戦の本格再開(15・7~)「二正面作戦」はワンセット。
   トルコ国内ではクルドとの死闘が開始された。首都アンカラで発生した昨年10月の自爆テロ(死者100人以上)、2月17日の自動車爆弾(死者28人以上)をはじめ各地でテロが発生している。
   トルコ政府は、17日夜には着たイラクのPKK拠点への報復空爆を行いクルド人60~70人を殺害したことを明らかにしている。
   シリア内戦を巡る各国の思惑は乱れ混迷の色を深めている。
   難民流入を抑制したい欧州各国はトルコの協力なくしては抑制もかなわない。(トルコは、現在250万に良い状の難民を抱える)
   シリア北部でPYDへの砲撃も実施・・・するなどクルド勢力への攻撃を強化している。
   トルコ国内のテロ激化は更なる合い並みの乱れを呼ぶことになる。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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