耐震化の意味~熊本地震の教訓
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熊本地震の特異性が目立っている。
いわゆる耐震化なるものの意味を学ぶ良い教訓となった。
震度6弱以上が7度も観測された今回の地震が想定を超えていた。
耐震化済みの複数の体育館や行政庁舎などが損壊、立ち入り禁止となった。
(熊本市の公立小中学校は耐震化100%を達成していたが、今回の地震を受け小学校8校、中学校16校の体育館が使用禁止となった。 建物を耐震化する部材「筋交い」が破断するなどの損傷が確認されたためだ。
帯山小学校では、耐震化が済んでいたが、本震で天井部分を補強する金属製のボルトが破損し、非難していた人(30人ほど)が運動場に再避難した。)
避難所機能のある施設には「震度6強以上でも倒壊する危険性が低い」耐震性が求められている(耐震促進改正法)。
しかし、それらは原則1度の地震に対してであり、今回のように強い私人が長期間繰り返される場合は想定されていない。
今回の事態を受けて、自治体関係の庁舎や避難所などは更に厳しい基準を検討すべきだろう。