FC2ブログ

朱建栄教授拘束で幕引き準備か

クリックしていただけましたら嬉しいです。
↓↓↓

人気ブログランキングへ



 中国当局による、東洋学園大学朱建栄教授の拘束は2か月余りの長期間となっている。
 中国共産党筋が様々な形で流している情報から、同教授の釈放が近いことをうかがわせるものとなっている。
 例えば、「日本での講演や執筆活動の中で知らずに国家秘密を漏らしたかもしれない。故意ではなかった」などと供述していることが伝えられた(産経9・27)。これは、当局(国家安全省保密局?)による拘束が国家情報漏洩罪容疑であり、朱教授が同容疑を一部認めているということを意味する。故意ではないので寛大に処分願いたいということ。当局の拘束は重大犯罪に対する適切なものだったということをPR。当人も認めているということだ。重大犯罪だが、寛大な措置をとったというおさめ方だ。釈放は近い。
 当局の意図は、在外研究者などに、「軽々に外国政府関係者に接触し、情報を提供するな」という警告を発すること。事前に「外国関係者(特に政府関係者)との接触を中国当局にお伺いを立て、その指示に従って行動せよ」ということだ。
 日中関係が尖閣問題を巡って冷え込んでいる中、今回は、在日関係者が当局のターゲットにされた。中国人はどこにいても当局の監視の下に生きていかざるを得ない宿命を背負っている。勿論、政治、思想、宗教関係など共産党独裁体制維持に敏感な分野での話。影響力のある(情報発信力のある)人はターゲットになりやすい。金儲けなど独裁体制にとって今日にならない分野や自由の度合いが広い。
 
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: ありがとうございました

  コメント送ってくれて有難う。頑張っていること心強く思います。
  日中関係の実務の最前線で大変だと思いますが、全て、身となり肉となることです。
  いつかお話を聞けることを楽しみにしています。
  NPO危機対応能力開発機構のHP見てください。私のこれからの活動の中心になります。
プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

カテゴリ
最新記事
クリックしてください↓↓↓
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスカウンター
RSSリンクの表示
あし@
講演依頼お問い合わせはこちら↓

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新コメント
最新トラックバック