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ネットの言論統制~中国で相次ぐ有名サイト閉鎖圧力

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   中国で、7月、改革派雑誌「炎黄春秋」が当局の人事介入で事実上廃刊に追い込まれた。
   10月に入って、知識層に幅広い影響力を有していた言論サイト「共識網」がアクセス不能になっている。
   「共識網」創設者周志興氏はSNS上に「サイトが誤った思想を広めていると認識して、当局はサイトの閉鎖を望んでいる」と書き込んだ(米政府系ラジオ・フリーアジア電子版)。
   同氏は「サイト停止を当局は命じたわけではない」とも語っている(サイウスチャイナモーニング電子版)。
   当局は命令ではないが、何らかの圧力を周氏に与えて,、周氏はサイトを停止せざるを得なくなったということだろう。 
   周氏は周恩来一家と非常に近いことで知られた存在。
   「炎黄春秋」創刊者杜導正氏は国務院新聞出版暑長(閣僚)などを歴任した党内の改革派古参幹部だ。
   中国の言論統制はこうした中国の有力者の庇護の厚いとみられた範囲にも及んでいるということのようだ。
   中国の言論状況の閉鎖性は危険なほど異様だ。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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