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習総書記への権力集中鮮明~汚職摘発による権力闘争激化へ

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   中国で来秋開催の党大会を前に権力闘争が一段と激しくなることは必至の様相だ。
   10月末の6中全会では、習総書記を別格の指導者とする「核心」と明記したことで、習総書記への権力集中が一段と増した。
   汚職摘発を規律検査委員会の下でさらに進めることを表明した。
   「党を指導する核心を確立して守ることは、全党・全国の人民の共通の願い」、自らが「核心」になることは幅広い支持を得たとする習氏自身による解釈・解説を新華社が配信した。
   習総書記が自らに強権を集中させたことは明らかだ。
   そうまでしなければならない党内の習指導部の権力掌握状況ということもでき、権力集中は表見的なほど安定したものではないという解釈も同時になる立つだろう。
   いずれにせよ、来秋に向けた人事をめぐる権力闘争はこれからますます激化することは必至だ。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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