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経営者対象講演レジメ(2012年8月時点使用)危機管理の実務~組織トップ力の勝負・時代の空気・消費者の心理を感じる経営~

経営者対象講演レジメ(2012年8月時点使用)
危機管理の実務
~組織トップ力の勝負・時代の空気・消費者の心理を感じる経営~

始めに
自己紹介~人間への関心、経験させてもらったことへの感謝

1 経営環境変化の激しさ:勝者総取りの傾向・・・「経営者力の勝負」
  国際化(グローバル化)&情報技術(IT)・・・個人能力の極大化、格差拡大

2 時代の空気・消費者の心理を感じる経営
  不安の時代:不安感に悩む人々の増大・・・「感性(心)を大切に」
安全安心への関心の高さ・・・「信頼」という原点回帰
社員の安心・・・経営の原点「社員は最大の資産」*女性&若者をひきつける経営
安心は売れる・・・神(消費者)のささやきを聞く耳

3 国際化:経営を発展させる源への理解
  国境を越える発想:「攻めの姿勢」・・・自閉症であってはならない

4 本音のCSR「企業市民」:根本は企業価値を高めつつどんな貢献をするのか
(1)非難されない:違法行為をしない
(2)好感度獲得:メセナ・宣伝・誠意を感じさせる反省
(3)なくてはならない存在化:国民(消費者)にとっての欠かせない存在化
~経営継続が大前提、持てる企業資産・能力の活用によって

5 危機管理は「他山の石」で
  日々事例を引き寄せて血肉にして行く
まさに経営者の力量にかかっている:「他人(専門家)任せにできない」
全能力をもっての臨む経営者力の勝負:「人間としての総合力」

まとめ
(1)徹底的に人間究明の経営:魅力(夢)のある経営者(ポイント:卑しさを廃す)
(2)創業(時)の経営精神へのこだわり(ポイント「閃き」と「拘り」)
(3)真理探究:(自らの)判断に基づく「仮説」、現実による「検証」、修正」の繰り返し

参考1 日本人の気質
 執着気質:まじめで完璧を目指す・・・50%
妄想気質:不安感じると悲観的に思い込みに走る・・・70%   *重複あり


参考2 内務省の道統~変わり行く国家・社会の考察~
[道統の意味]大切にされてきた根底の心得
国をマネジしていくことは容易ではない/国を治めるために欠かせない気概&努力
(1)広い視野を持つ:日々修養。見識を求め続ける自負。
(2)若い人を大切にする:短時間では間に合わない。代々、若い人に託して行く。
[基本姿勢]
(1)高い「志」を抱き堅持する(国家のありようを憂い、国民のありようを憂える心)
   志があれば、政治家や業界団体の利権に奉仕することを恥とすることになる。
(2)幅広い視野(broader perspective)を持つ:あらゆる専門分野に360度展開。
   問題をより広く捉える。枝葉末節に捉われない。
(3)豊かな人脈を作る:数だけではない(name dropper 「知ってる、知ってる」)
   各分野で豊富な正確な知識と本質を見る目を持つ人の人脈
(4)問題解決への確かな手法を身につける。
:問題意識<調査<分析<仮設<検証<確認(確信)
(5)情報力重視:情報を知る。
[前提]
(1)専門分野は所詮人間が仕分けたもの。現実に生気する事象はあらゆる分野に跨がっ
ている。
(2)従って、あらゆる分野をできるだけ広く見渡して、常に変化している事象の根底に
ある本質を知ることが大切になる。
(3)時代の変化のスピードに社会の仕組みは遅れる宿命にある。政治家、ジャーナリス
トや国民の意識も時代の変化に遅れている(ギャップが生じている)。
(4)重要な治安問題は時代の変化と既存の社会の仕組みとのギャップの中に生じている。
従って、官僚は以下のことを留意しておくことが必要になる。
①行政全般をチェックして、ギャップから生まれる問題を早期に察知・把握して対策を講じなければならない。
②政治、経済、社会(ジャーナリズム、国民意識など)の仕組みと動向を熟知しておかなければならない。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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