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中国人権派弁護士への拷問~面会の弁護士に明かす

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  中国の取り調べでの拷問や虐待の実態が明らかにされた。
 
  2015年夏に一斉拘束された人権は弁護士などの取り調べの一端が面会の弁護士を通じて明らかにされた(朝日2・7)。
  拷問などを受けていたと明かしたのは15年7月拘束された湖南省の謝陽弁護士(45)ネット上で政府や司法機関、法制度などを批判・攻撃したとして昨年12月に国家政権転覆扇動罪で起訴された。
  1月弁護士として面会した陳建剛弁護し(37)らが本人に聞き取った内容をネットに公開した(面会記録と陳弁護士などの話)。

  主な拷問内容カ:
  40時間以上休憩を与えず連続の取り調べ。
  カメラの死角で撲る蹴るの暴行。
  周囲から一斉にたばこの煙を吹きかけられる。
  「罪を認めなければ大学で働く妻や友人も苦しめるぞ」などと脅す。
  売名目的、金銭目的、共産党に反対の三択からどれかを恨んで供述するように迫る。
  自白の強要がなかったとする調へのサインを迫る。 
  一連のじけんでは、他に、薬を飲まされたとの証言が相次いでいる。

  中国当局が人権感覚のないのは多くの証言で明らかだ。
  
  むしろ、それにもかかわらず、多くの人権は弁護士などが存在していることに改めてその信念の強さを覚える。

  こうした証言が直後に削除されたとはいえネット上に掲載されたことにも留意したい。

  弁護士が「拷問反対」などと書いた紙を掲げ抗議する写真がネットに掲載され一定のひろがりもみられた。

  中国外務省報道官は「でたらめだ、中国は一貫して法に基づいて処理している」と反論した。

  しかし、名指しされた当該弁護士から話を聞くなどの調査をするなどの動きはない。  

  朝日新聞(2・7)は陳建剛弁護士のインタビュー記事が掲載されている。謝弁護士の死んでも人権を守るという強い意志を 
  語っている。
  
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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