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冷静な判断~ショッキングなニュースの背景、影響を考えよう

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  凄惨なテロが代表的だが、私たちは驚き冷静さを失いがちだ。
  北朝鮮のミサイル発射も同様。
  同時に、できるだけ気持ちを抑えつつ、それらの背景、影響などを冷静に考えることが肝要だ。

  例えば、テロでは社会の仕組みが変わるほどの効果はない。犠牲者にはたいへん気の毒ではあるが、社会全体としてみればしょせんは泡沫でありあだ花に過ぎない。

  冷静に考えてみれば、テロで社会の支配階級が変わることはない。支配体制が変わることもない。

  ミサイルで国家がつぶれることもない。

  犠牲者がでるがそれだけということだ。

  社会を変えるのは、究極的には、人々の暮らしが成り立つか否か、経済の在り方が決め手になる。
  その国の国民が現体制でいいというのか変えようというのか。そこが決め手になる。

  テロは、追いつめられた弱者の悲鳴と考えるべきだ。

  ミサイルや核兵器は、実戦使用というよりは、脅しの要素っが大部分だ。

  軽視はできないが、過度な対応は避けるべきだ。

  冷静な計算が肝要だ。

   
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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