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驚くべき中国幹部の汚職体質

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   政治局員・重慶トップだった孫政才(53)氏の身柄拘束(7・15発表)から1週間が経過した。
   その後の発表はない。
   関係者や香港紙などから流される情報は夫人を含めた様々な腐敗だらけだ。
* 吉林省トップ時代に当時の最高指導部劉雲山政治局常務委員の子に連なる企業への便宜供与
   *孫氏夫人は大手金融機関が非公式に作っていた「夫人クラブ」の中心人物で事実上の賄賂を贈っていた
   疑惑は氷山の一角だそうだ。   
   いずれも、孫氏だけというには程遠い印象だ。
   幹部は様々な役得、贈収賄体質がはびこっているということではないか。
   独裁体制は伴う弊害が大きい。

   秋に予定される党大会で習近平国家主席の有力な後継候補だった孫氏拘束は権力闘争そのものとみていい。
   ポイントは江沢民・元国家主席勢力の上海閥をどこまで追い込むのか。
   追い詰められる江派にとってはまさに正念場。

   生臭い権力闘争がいよいよ熾烈に展開されているということ。
   
   
  
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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