危機管理意識の重要性~安全性へのバイアス

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   高校生の那須雪崩事故(17年3月)に関する栃木県教育委員会に提出された事故検証委最終報告書(17・10・15)は「危機管理意識の欠如」を指摘した。
   大部分の事故の最大の原因は「危機管理意識の欠如」だ。

   特に、人間は繰り返しミスを犯すものという前提での重層的な対策の重要性を改めて確認したい。
   そのために組織としてのマニュアルやガイドラインと言ったものの意義が生ずる。
   装備や施設なども危機対応の視点でなくてはならい。
   その上に個々人に対する教育・訓練が重要になる。
   しかも、現場担当者から上部管理職までそれぞれに教育・訓練しなければらない。
   人間はミスを免れません。そこが危機管理の出発点。
   どれが欠けてもいけない。
   慣れは最大の落とし穴。
   当該雪崩事故は毎年繰り返されるいわば伝統行事だった。
   皆が、特段の構えもないままに臨んだのだ。いわば日常化していた。

   加えて、人間は、自分の目の前にあることに危機感が鈍感になりがちということが重要(その結果、現場を仕切る引率教員も様々な兆候を見過ごした)。

   24時間緊張していては持たないのですから

   考えられるあらゆることはその前提での備え。
   
   
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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