発信力・コミュニケーション能力を重心する教育改革を

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   日本の教育で欠けている面は明らかだ。
   人とつながりを持つ際に最も重要な(本質となる)思考力、そのための話す力、書く力を身に着けることが大切だ。
   思考力とは生き方・人間力と言い換えることができる。
   歴史、哲学(倫理)、文化芸術など広い教養が欠かせない。
   国際的に活動するためにはその人間の持っている素養が欠かせない。
   その素養を前提に話したり書いたりする能力が必要になる。

   わが国の大学を目指した中高教育では大学入試で重視されるマークシート中心の知識習得に偏重しがちだ。
   大学入試での書く要素、英語での話す・書く要素の取入れは歓迎できる。

   それにとどめず、広い教養、作文(論文)重視に踏み切ることを期待したい。

   知識は、早い話iPhoneでかなり補える。しかし、情報機器が進歩してもそれを使いこなす人間力はその人が身に着けるしかない。
   何が大切かは明らかだ。

   人間力重視を目指すべきだ。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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