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成人力一番の意味~突出力がかけている

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  OECDが16~65歳を対象とした「国際成人力調査」で日本が、「読解力」「数的思考力」の分野で一番となった。
  平均的教育水準が比較的高く、社会人となってからも良く勉強し、結果、読解力などが世界一とされたということだ。
  日本に欠けているのは、発信力(話す力)、ちょっとひねった応用問題などで、思考力や問題解決力といった分野だ。その結果、そうした分野の力が要になる高等教育機関や実社会でのトップクラスの競争力が問われる場面で影が薄いということだ。平均は悪くないが、突出した人が出ない。知ってはいるが、競争で勝てない。
  我が国では、トップ人材の国際競争に耐える鍛え方を目指さなければならない。そこが一番欠けている。
  人並みではなく、突き抜ける才能を鍛えるのでなければ、世界と競える企業(経営者)も発明も生まれることを期待できない。政治家も同様だ。リーダーには世界と競える力量が求められる。
  足を引っ張るのではなく、突出した人材に期待するという社会にしたいものだ。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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