トランプ大統領を支持する層の存在~アメリカの現実

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    トランプ大統領をどう理解するのか・・・


    もともとは、格差が広がる中での不満層(中西部住人など)、移民と職を争う単純労働従事者(低学歴労働者)の支持で大統領にまでなった。既存政治かに対する不満の高まりの結果。

   既存政策批判を主とする公約への固執。


   ポピュリズム・・・アメリカ・ファーストのスローガンの下目に見える成果を出そうとまい進している。
   国際協調などアメリカの負担となる政策を拒絶しまくっている。
   これまでの大統領の批判に拘り、あたかも選挙戦さながらの雰囲気が続いている。
   支持層の受けを得るためにはこれまでの常識などは通用しない。

   支持を受け得る政策にはあえて踏み込む。その際、総合的・多角的な連鎖関係の行方は良く考えていない。
   例えば、今回のユダヤ人の支持を得るためにイスラム圏やリベラル層の批判は気にしない。
   既存の米国の手法を批判しぶち壊す破壊者としての期待感を維持しようとしている。


   支持者へのアピール・受けを得ることに汲々。

   経験不足。

   信念と言えるものはない。

   とにかくやってみる。ダメなら修正する。

   身内や少数の人間しか信用していない。裸の大様。

   レッドカードを出していい状態だが・・・。

   アメリカの修正力に期待したい。
   
  
   
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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