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国家による情報操作~言葉への信頼性崩壊

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  ウクライナ治安当局が「ロシア人ジャーナリストが射殺された」とする偽情報を発表していたことが判明した(5月30日)。

  ウクライナ当局は、5月29日射殺されたとする詳細な情報と現場写真を発表、世界的に報じられていた。

  殺害の報告tや報酬授受と言った証拠を押さえ、黒幕まで捜査の手を伸ばすための「特殊作戦」だったとした。

  露特務機関から発注を受けていたウクライナ人を拘束しているとも主張。

  今後どこまで信頼できる証拠が出されるかは不明だが、国家がニセ情報を発表することの正当化は難しい。

  国家によって発表される情報の信頼性の崩壊によるダメージがあまりにも大きい。

  ウクライナ当局情報への信頼性が大きく失われた。

  政治家の言動への信頼性も重い。

  捜査当局への信頼性は特殊な重さがある。

  言葉に責任を持たない政治家や機関は失いものが大きい。

  言葉の重みを大切にすべきだ。

  

  
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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