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中国高級ホテルで太子党300人集会

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  毛沢東の二人の娘、周恩来のめいなど、大物太子党メンバーが出席、北京市内の高級ホテルで、10月18日太子党の集会が開かれた。毛沢東時代の政治路線への回帰、習近平国家主席への支持を訴える発言が飛び出すなど、あたかも左派決起集会の様相だったと伝えられる。主催は延安児女連誼会など民間の太子党団体。
  太子党は、階級闘争をを強調する毛沢東の左派路線を主張するが、自らは既得権益を成就するという状況に矛盾を感じないようだ。胡錦濤前国家主席らが率いる派閥は、こうした左派回帰路線へ警戒心を強めている。
  習国家主席ら現役の党政軍指導者は出席を見送った。出席するなという指示が出ているとみるべきだ。この判断は党内の対立深刻化を避けたい意図からだろう。それだけ両派の対立は深刻なものだ。
  薄元重慶市党委書記の失脚で、様子を見ていた太子党だが、習主席の親習仲勲元副首相の西端00周年記念集会(10月15日)に引き続く今回の集会を「薄氏が推進した毛沢東路線は否定されたわけではない」との確認が出来たと集会出席者らは意気軒高だったという。
  それにしても中国では毛沢東や周恩来など幹部の子弟親戚は末代まで恩恵に浴せることが改めて浮き彫りになった。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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