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中国、対日強硬策修正を探り出す

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  昨年9月、尖閣で日中が対立関係に入った。以来、1年以上、中国の反日強硬姿勢が続いている。
  最近、中国側に関係修復を模索する動きが出始めている。
  尖閣周辺への中国公船の親友は10月1日を最後に3週間ほど途絶え、地方政府段階だが、投資を呼びかける様々な動きが目立つようになった。平和条約(締結35周年記念)行事も2か月遅れで開催される。
  我が国は、個別企業レベル判断での、慎重な対応に留めるのが適当だ。あくまでも我が国の個別企業にとっての利益の有無という物差し。中国市場の大きさから企業レベルでの将来を見据えた戦略的判断は積極的にすべきだ。環境改善などの我が国にとってもメリットのある分野での協力関係はより積極的に対応したい。
  あくまでも、我が国のサイドの利益を重んじた判断で行くべきだ。掛け声の「日中友好」に踊る時代は終わった。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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