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国民保護法に関する講演レジメ何にサバイバルするか”ということ~基本確認の重要性~

国民保護法に関する一般的な講演のサンプル。
国民保護法はわが国では国民の知識レベルを考慮した基本的内容が中心となる。
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<始めに>
  平穏な日常下での危機管理の難しさ(危機管理が苦手な国民性。自己責任との覚悟)
  わが身にも起き得ると思われる“他山の石”・・・となるような事例を活用

1 避難所の把握をはじめ、いざという時の避難の要領や携行する物品などについて確認。

2 事案に応じた避難方法・・・画一的ではないということ。判断力を養う必要性強調。
弾道ミサイル攻撃の場合は、先ず近隣の堅牢な建物や地下街など屋内へ避難し、行政機関からの指示を待つ。
ゲリラや特殊部隊による攻撃の場合は、一旦屋内に避難し、その後の状況に応じ行政機関からの指示に従い避難。

3 家族と連絡方法などを話し合っておく(災害時対応と同様に。子供への教育)。

4 応急手当への知識・・・家族のケガへの対応など日常との関連付け工夫が肝要。

5 警報の確認・・・テレビやラジオなどからの情報収集。
  非常時には流言飛語が飛びかう。正しい情報によって判断行動することが肝要。

6 各行政機関の訓練・協力への一層の配意
  自主防災組織・ボランティアの巻き込むことの重要性

7 海外渡航時(外務省海外安全HP)、朝鮮半島・中近東・アフリカ情勢など各機関での啓蒙努力
  
<終わりに>
   体力・気力の養成・・・逞しい“野生の力”
   一人ひとりの危機対応力への関心向上努力
      家庭・地域・学校・職場での防犯・防災という身近なことから
   日常生活(たとえば外国旅行など)の中での関心向上努力    


<参考資料>

            テロから身を守るには
~08年インドムンバイ同時多発テロの教訓を中心に~

1 「危険性は常にある」という意識を日ごろから持つこと
・・・自分だけは絶対に大丈夫、自分には無関係などと思っていてはいけない。

2 出発前に旅行先都市の安全情報を十分に収集する。情勢は絶えず変化しているので何年か前に旅行したことなどによる慣れや先に旅行した知人の話などを鵜呑みにしてはならない。特に以下の点に関する最新の情報に留意する必要がある。
① 宗教(宗派)・民族・国家絡みの対立・紛争の有無
② 政情(政争)
③ 事件事故(特に外国人対象のもの)
④ 経済情勢(格差)
⑤ 反米感情
⑥ 反日感情
⑦ 誘拐など重大凶悪事件の発生状況

3 自然災害と異なりテロリストの意図を読むことが肝要

4 おびき寄せて更なる攻撃を企図している可能性がある。野次馬根性を発揮しないこと。
  第2撃への備え(「残心」)
  自爆テロの先例など

5 観察(警戒心)
・・・なれない土地ではできるだけ運転しない。
・・・人気の少ないところでは不用意に下車しない。
  ・・・ホテルでは原則的にドアを開けない。
  ・・・偽警察官、偽ホテル従業員など。

6 駅や繁華街、市場など多数の人が集まる場所はテロリストが犯行場所に選択する可能性がある。そうした場所ではできれば長居は避けたほうがいい。繁華街などでは目立つ存在にならないこと。服装なども風景に紛れ込む(なじむ)ものが好ましい。目立つ者は狙われる可能性が高い。

7 空港、有名ホテル、外国人の多い有名レストランや宗教関連施設も同様、危険性がある。観光地などシンボリックな場所も同様危険がある(エジプト・ルクソールでの観光客襲撃、95年)。

8 大使館・総領事館(特にアメリカ、イギリス、イスラエルなど)など、国旗が掲げられている場所は同様危険がある。大統領公邸(首相府)、国会議事堂、中央省庁なども同様に要注意。

9 ホテルのロビーなどでは逃げにくい場所を避ける要領、たとえばできるだけ中央には居ないほうがいい。植栽など身を隠せる物の傍に座るように心がける。

10 テロに遭ったら先ずは逃げること、逃げられない時は臨機応変、物陰、部屋などに身を隠す。それもかなわなかったら伏せる。立っていることは被弾の可能性を高める。

11 ホテルの部屋に閉じ込められたら、テレビや携帯電話などで情報収集、状況判断しつつ、あせらず救出を待つ。

12 銃撃・砲弾には部屋の中で少しでも壁の多い所(風呂・トイレ)、生物・化学兵器には風上の高所がより助かる可能性が高い。何だか分からないときも、先ずは風上に逃げた方がいい。

13 地下鉄、地下街からは可能な限り脱出する(姿勢は低く、口にタオル)。
パニックになっての将棋倒しに要警戒。


* ムンバイ同時多発テロ(2008年11月26日発生)
ホテルなど少なくとも10箇所が襲撃され、少なくとも174人
(内外国人34人、内日本人1人)死亡。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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