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ご同役・自治体危機管理担当者へのあいさつ~危機管理アドバイザーの役割~

川崎市顧問・危機管理アドバイザーに就任して9年以上になる。非常勤のアドバイザーという立場で政令指定都市の危機管理行政に関与することの珍しさから、それなりに注目されての就任だった。NHKを始めテレビ数局がニュースとして扱い、ほぼ新聞各紙が報道した。
主な任務は、FM川崎で毎週1回5分ほどの「我が家の危機管理~今週のワンポイント」という市民啓発放送を担当、各種講演などで、行政とは一味異なる立場からの発信をすることだと考えている。もちろん、様々な施策へのアドバイスや市役所の職員を対象とした教育や講演も定期的に実施している。
東日本大震災があったことで、自治体の危機管理対応が飛躍的に重い位置づけに変化する過程を実感したことが一番の感想だ。今では、全国的に危機管理(安全安心)は福祉と並んで市民の行政への要望事項となっている。
全国の行政での危機管理担当者は手探りで飛躍的に拡大し続ける市民の要請に沿うべく奮闘されている。その努力には正直頭が下がる。それに比して、担当職員へのサポートは不十分なままだ。専門家として期待される割に、教育訓練などの遅れが目立つ。というより、事実上、体系的には、何もなされていないという状態ではないか。
私は、そうした担当者の皆さんに、何かお役に立つようなことがないものだろうかと考えている。このブログでは、何らかの、同僚諸氏に、少しでも参考になる事項を発信したいと考えるゆえんだ。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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