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中国の大気汚染

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  中国の大気汚染は深刻さの度合いを高めていることが改めて明らかになった。

  例えば、首都北京での昨年(2013年)の大気観測結果。軽度以上の汚染日数は1年の半数以上の189日だったことが、市の環境保護局から発表された(1・3)。内、58日は、6段階の最悪「深刻な汚染」と最悪から2番目の「重度の汚染」だった。実に、週に1回の割合で、重度の汚染にさらされていたということだ。

  中国で、早急に、本腰を入れた環境対策が実施されることを願いたい。
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大気汚染はどうなる?

大貫 教授

鋭い情報分析記事をいつも拝見しています。
いろいろ勉強になり、誠にありがとうございます。
母国の話題が出るたびに、注目しています。これも一種の気になってならない愛故郷心と言えるでしょうか。
素朴な質問ですが、
大気汚染は日本でも高度経済成長期に起きた公害の1つだと、中学校の教科書で勉強しましたが、当時の教科書には具体的対応策や解決過程など勉強した記憶はなかったんです。
日本は何年ぐらいかかって汚染現象を治したんですか。噂では20,30年もかかったと聞いていますが、本当ですか。
中国では、普通にマスクをする習慣が、大気汚染のおかげで、新しく定着しそうですが、日本ではマスクする習慣と大気汚染との関連性はあったんですか。
以上、自分の勉強不足で、とても恥ずかしくて聞けない質問ですが、
もしコメントをいただければ、ありがたく存じます。
よろしくお願いします。

Re: 大気汚染はどうなる?

  いつも読んでいただいてありがとうございます。また、ご質問ありがとうございます。
  マスクをつける習慣ですが、日本では公害が問題となる以前から、習慣が広く普及していました。私も、1950年ころマスクをしていた記憶があります。かぜをひいたらマスクを使うのがエチケット、人ごみに行くときも風の予防にマスクと言う感覚です。
  公害は見た目の改善以上に長い間、その影響が残ります。例えば、東京でも、多摩川や隅田川にアユなどの魚が戻ってくるには、半世紀ほどかかっています。今も改善努力中です。川の水の色の改善よりも魚などの回復は長時間を要すようですよ。
  生物を基準に自然の回復を目指すということが大切と思います。
  50年、100年と係る回復努力が必要と、私達は反省を込めて、自然に感謝して生きて行きたいと思います。

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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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