FC2ブログ

オバマ大統領の発表した情報活動改革案

  クリックしていただけましたら嬉しいです。
↓↓↓

人気ブログランキングへ


  米オバマ大統領は1月17日の演説で情報活動に関しての改革案を発表した。通話履歴データの保管を政府外に委ねる方針を示したがその具体像は示していないというものだった。
  テロの脅威に対して情報活動を強化するという安全保障上の必要性は切実だ。しかし、政府の収集した情報が政府によって乱用される懸念は強い。積極的な収集と乱用防止は誰がどのようにするのか。その所に踏み込まなければ改革案としては評価できない。
  情報収集活動を強化してきた基本方針は変えない。しかし、プライバシー保護は強化する。難しい調整になるが、示された改革案では不十分と言わざるを得ない。
  保管は政府外に委ねる。政府外とは通信会社なのか、新たに設置する第三者機関なのか。それと、政府の関係はどうなるのか。政府は収集するだけで、保管するのは政府外。保管した情報を政府はどのように利用するのか。利用に際しての制約はどうなるのか。要は、そこが具体的にならなければ評価できないということだ。

  収集した情報は政府によって使用したいように使用されるものではないか。そうでないなら収集した意味がない。収集しておいて、利用に制限がかけられるというのは、信用ならないというのが、真実ではないか。改革案なるものは、すべて、偽善ということではないか。  
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

カテゴリ
最新記事
クリックしてください↓↓↓
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスカウンター
RSSリンクの表示
あし@
講演依頼お問い合わせはこちら↓

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新コメント
最新トラックバック