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 経営者に求められる危機管理~変化の激しい時代は経営者の決断が勝負~

ロータリーでの卓話レジメ(2009年)

 はじめに
  危機対応は日常業務の延長線上にある。特別なものではない。
  危機管理は経営者の仕事・・・専門家はいないが誰にでもできる。要はその気の有無。
  危機管理の視点での友人・専門家と交わる・・・経営コンサルタント・警察官(OB)
実践的な知恵を事例に学ぶことが肝要・・・理屈ではなく経験や知恵が重要
1 経営者の力量が問われる時代・・・危機管理力の差
  変化の激しい時代・・・情報革命(IT)、国際化、価値観の激変(消費者・従業員)
  *感性(若者と女性が要)*経営者に求められる人間の総合力
2 危機とは
   実務としては、「備えの(全然~十分には)できていないことへの(短時間での決断など応急の)対応」が求められる事象。経験の蓄積では間に合わない。
  *マニュアルも万能ではない。経営者の判断力勝負になる。
3 留意点
(1) 経営者に不可欠な「自らの責務」との自覚・・・逃げない姿勢+面倒見のよさ
専門家はいないが誰にでもできる・・・先ず求められる苦手意識の克服。
万一に備える日頃の修養・・・。その気になれば誰でもできる。   
(2)組織力を発揮する:速やかな報告連絡・情報の共有
  報告/相談という仕事の心がけ。  *聞こうとしなければ聞こえない。       
(3)他人の力を使う。*ひとりの力は限定的*交友関係が重要*アドバイザー活用
(4)情報が勝負:断片勝負を大切に
   危機を想定し対応を考えていなければ必要な情報も見過ごす。
   勉強していなければ情報がわからない。
(5)最大の教材は失敗事例:ニュースで他人の失敗に学ぶ「他山の石」の心得
   自らのことに引き寄せて考えることの積み重ねが肝要。
(6)ひとり勝ちの傾向拡大:「みんなで渡れば怖くない」時代は終わった。
(7)本音の経営:コンプライアンスやCSR、能力給、低価格(値下げ)競争など流行を疑う
(8)実践的心がけ:声は大きく。分かりやすい指示。ポイントは書いた方が誤り少ない。
  声について、個人差はある。しかし、誰でも、トレーニングによって改善できるもの。

おわりに・・・ネアカ・前向き・「他山の石」・「失敗学」・チャレンジ精神    
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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