FC2ブログ

異論を認めない中国習政権の体質

 クリックしていただけましたら嬉しいです。
↓↓↓

人気ブログランキングへ


  北京市第一中級人民法院(地裁)が、1月26日、公共秩序騒乱の罪で4年の実刑判決を下した許志永氏は、何をして、当局の強権発動を引き起こさせたのか。改めて、確認しておきたい。
  教育の機会均等を要求するプラカードを掲げて陳情したことで懲役4年の実刑判決にされたのだった。
  許氏は新公民運動の中心人物だ。新公民運動とは、憲法の範囲での改革を訴えるという運動。一党独裁打破などといった主張ではない。教育の機会均等や政府高官の資産公開を求める主張を展開している。穏健な改革を唱えていた活動家だ。
  高官の資産公開要求運動の高まりを警戒する習政権の意図は何だろうか。政権が腐敗撲滅キャンペーンの旗を振りつつ、市民の高官の資産公開要求を弾圧するという理解不能なことになっている背景は何だろうか。
  当局が、自分のさじ加減でやるのはいいが、市民が要求することは許さない。本気でやる気がないということに他ならない。まして、習国家主席を含む高官の親族のタックスヘイブンでの資産運用の暴露などが続く中、自らの暗部を隠したいというのが本音ということだろう。そう思われてもしょうがないような対応だ。
  当局のコントロールの利かない言論はすべて許さないという、まさに独善の体質と言わざるを得ない。
  
  
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

カテゴリ
最新記事
クリックしてください↓↓↓
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスカウンター
RSSリンクの表示
あし@
講演依頼お問い合わせはこちら↓

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新コメント
最新トラックバック