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ウクライナ政権崩壊

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  22日、ヤヌコビッチ政権が事実上崩壊した(22日、東部ドネツク空港から出国しようとしたが阻まれ、23日チャーター機で出国しようとしたが阻止され、車でどこかに去った・・・など、アバコフ新内相代行が語った23日)。22日釈放されたティモショェンコ元首相は、キエフ中心部で群衆を前に、「ウクライナは近い将来、EU恩加盟国になり、すべてが変わる」と演説した。
  親欧へ再転換、EUとの連合協定を早期に締結することを目指すことになる。
  ヤヌコビッチ政権を崩壊させたのは、政権の腐敗と国民の貧困だった。トランスパレンシー・インタナショナルの最近の腐敗調査では、世界177か国中、144位に落ちていた。2013年の1人当たりGDPは約3800ドルでロシアの3分の1以下。最近はゼロ成長状態だった。
  親欧政策を求めたというよりは、国民の貧困を前に政権中枢部の腐敗という不条理だった。
  

  ロシアは、23日、ウクライナの政変を受けて、昨年末に取り決めたウクライナ向け総額150億ドル(約1兆5千億円)の金融支援を当面中断する意向を表明した。
  EUは国際市場の混乱を防ぐためウクライナへの金融支援の検討に入った。
  ロシアとEUとの綱引きは、背景の金融支援の負担とも裏表の関係だ。ウクライナは300億ドル(約3兆円)超の対外債務を有している。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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