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中国の少数民族政策

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 北京で3日開幕した政治協商会議(12日まで)、引き続く全人代と年に一度の大型政治イベントの季節となる。活動報告では、民族問題などを重点政策が改めて強調された。中国では、今年も、経済と政治の「安定」が最大のテーマ。
 中国では、民族や宗教の融和が大きな問題となっている。漢民族が9割を占め、党・政府の要職を占めている。表面上は少数民族の文化や宗教を尊重する姿勢を見せているが、実権を握る漢民族による少数民族への実質的な支配は強化されている。そのため、少数民族の間で不満が高じ、衝突も絶えない。
 習指導部は社会の不安定化に繋がりかねない最近のテロの頻発に危機感を強めている。
 国内的には、宥和政策を重視している当局だが、党の支配を緩めるつもりはない。むしろ、少数民族政策や基本的人権二間して国際的な注目を浴びることに警戒心を強めている。
 結果として、取締りの強化、特に少数民族の動向に関する監視・情報収集を強化しているのが現実だ。少数民族との摩擦が高まっているということだ。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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