FC2ブログ

中国全人代(3・5~13)で見えた問題点~習主席への権力集中

クリックしていただけましたら嬉しいです。
↓↓↓

人気ブログランキングへ


  中国最大の問題は、ズバリ、習近平国家主席への権力の一極集中の持つ危うさの拡大だ。
  毛沢東にも重なる権力集中が目立つ。李克強首相は演説で「習近平同士を総書記とする党中央の正しい指導」など5回にわたって習近平の名前を口にした。従来は総書記の名前に触れることは1回程度だった。
  更に気持ちが悪いのは、中国のインターネット上では「偉大な総書記、敬愛する習主席、中華民族はあなたにより必ず復興する」などという歌詞の歌が広がっていること。権力者が自らを賛美する歌を広めるのは、北朝鮮と同じ手法と言える。
  実質的な選挙の存在しない中国での権力者の権力集中の動きは何を意味するのか?
  内政では、環境問題やテロ対策など問題が山積している。李克強首相が首相報告で77回も「改革」を叫んでいるが、政治改革を排除した「改革」は所詮、中途半端になる宿命だ。
  その首相の上に、独裁権力を独り占めする習国家主席が君臨するという構図だ。
  習主席の権力集中と改革とは矛盾することが最大の問題ということだ。
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

カテゴリ
最新記事
クリックしてください↓↓↓
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスカウンター
RSSリンクの表示
あし@
講演依頼お問い合わせはこちら↓

名前:
メール:
件名:
本文:

人気ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新コメント
最新トラックバック