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大義のないCIA元職員スノーデン容疑者の暴露~モスクワ空港で立ち往生続く~

      米国による個人情報の収集を暴露し、香港では中国に迎合、中国へのハッキング行為をも暴露したスノーデン容疑者のモスクワ空港での立ち往生状態が長引いている。
   スノーデン容疑者が個人のプライバシーを重視し、米当局による収集行為を暴露することで警鐘を鳴らした。その行為に正当性があるとしたら、個人の人権の尊重という面で問題のある国々(中国・ロシア・エクアドルなど)に庇護を求めるのは皮肉だ。自らの行為の正当性へのアピールという点では効果減殺・真逆な行為というしかない。
    米国の裁判で堂々と自らの正当性を主張するなど法廷闘争に転換すべきだ。
    スノーデン容疑者を巡って注目すべきは、ロシア、エクアドルなどと米国の攻防のあり方だ。米国がロシアに、すでに同容疑者が訴追されていること、旅券が無効になっていることなど、形式的な理由を挙げ改めて引き渡しを求めている。ロシアとして米国のに貸を作るのがいいのか?屈したとの評判を避けたいのか?
    国際関係は、実に面白い。打算に満ちた格闘の場そのものである。
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非常に読みやすい文書でした。
内容にも共感しました。

No title

初めまして。
文章拝見させていただきました。
大貫先生の意見はいつも的を射ていて驚かされます。
これからも益々のご活躍を期待しています。

Re: No title

ありがとうございます。今後共どうぞよろしくお願いいたします。
プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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