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中国の脅威にさらされるASEAN諸国を支援せよ~中国指導部内部で権力闘争か?

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  ミヤンマーの首都ネピドーでのASEAN外相会議は10日、中国公船とベトナム船の衝突で緊張の高まる南シナ海情勢について「深刻な懸念」を表明する声明を採択した。
  一方的に自国の定めた権益に関して、強引に実効支配を広げ、一方的な主張の既成事実化を図る中国の姿勢は容認できない。国際社会はこぞって、中国のこうした無法な姿勢を許してはならない。
  特に、尖閣で同様な事態に晒されている我が国は、率先して、ASEANを支援すべきだ。

  中国が周辺諸国との摩擦を犯しても、権益拡張に突き進むのは異常だ。習近平指導部が何らかの、権力闘争の中にあって、理性的な判断ができない状況になると思わざるを得ない。
  石油部門を背景とする勢力、軍部(海軍)・海警を背景とする勢力などの暴走が目立つ。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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