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胡前主席側近の失脚示唆

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   新華社通信は20日、山西省政治協商会議副主席令政策氏を「」重大な規律違反」などの容疑で調査されており、同市の弟で胡錦濤前主席の側近だった令計画・党統一戦線部長も失脚する可能性を示唆する異例の論評記事を伝えた。
  令計画氏は息子のスキャンダルのもみ消しを公安部門トップの周永康・前政治局常務員(汚職で周辺が取り調べを受けている)に依頼したとされる。
  汚職追及で自らの求心力を高めたい習近平現主席だが、最高指導部の汚職追及は党の安定を乱すとして長老らから懸念・反発の声も強い。
  習主席としては、新華社などの記事で、追求への抵抗を抑え込みたい意図もあるのではないか。
  長老らの反応を見ながら、着地点を自らが決定することで、権力へ求心力を掌握したい意図と見られる。
  しかし、国民は党幹部の汚職への更なる厳しい追及を要求することになることは必至。
  もろ刃の刃。舵取りは容易ではない。
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プロフィール

大貫啓行(おおぬきひろゆき)

Author:大貫啓行(おおぬきひろゆき)
麗澤大学経済学部・大学院教授(2014年4月から名誉教授)、(公)モラロジー研究所教授。元警視監。
東京大学法学部卒業。
1967年警察庁入庁。内閣官房、外務省、防衛庁への出向も経験、中国情報分析を中心とした内外情報畑一筋30年のエキスパート。
お問い合わせはkikikanri110@gmail.comまで。

在中国一等書記官(文化大革命直後の政治情報収集)、警視庁外事1課長(ソ連スパイ・レフチェンコ事件を指揮)、内閣情報調査室国際部(中国・ソ連分析キャップ)、防衛庁調査1課長(ソ連による大韓航空機撃墜事件の事後対応)、秋田県警察本部長、長崎県警察本部長(雲仙普賢岳噴火災害警備を指揮)、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁国際部長(初代国際部長として、阪神淡路大震災、オウムサリン事件、国松警察庁長官狙撃事件等の危機管理に携わる)、中国管区警察局長等を歴任し、1996年より麗澤大学教授・2014年より同大学名誉教授。

川崎市顧問・危機管理アドバイザー(2004年~2014年)をはじめ、多くの自治体で各種の顧問・委員等も務めている。
【著作等】
(著書)「変革~日本の対外姿勢と危機管理」(広池学園事業部)
「現代中国の群像」「暮らしの法学~安全を考える社会システム」
「国際紛争と日本の選択」『暮らしの行政~私と公の共生システム」
「説得力の養成」(以上麗澤大学出版)
「中国はどこに向かう」(白金出版)ほか
(論文)「災害に関する危機管理」「雲仙普賢岳噴火災害警備考」
「在ペルー大使公邸占拠事件の考察」「公務員における意識改革の現状」
「中国~国家・社会変革方向の考察」(以上麗澤大学紀要)など

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